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解析サービス本部

先輩の親身なサポートを受けながら、
若手のうちから活躍できる職場

CROSSTALK MEMBER

解析サービス本部で働く社員が集結。
先輩社員にインタビュアーを担ってもらい、仕事内容から育成環境、社風などについて、
若手社員にそれぞれの視点から語り合ってもらいました。

小林さん

解析技術グループ所属

[2018年入社]
環境・エネルギー工学専攻修了

島津さん

リスク評価グループ所属

[2020年入社]
エレクトロニクス系工学専攻修了

上田さん

安全グループ所属

[2018年入社]
先端エネルギー理工学専攻修了

インタビュアー

辻田さん

解析技術グループ所属

[2013年入社]
マテリアル理工学専攻修了

辻田

皆さんが原子力エンジニアリングに
入社した理由を教えてもらえますか?

島津さんと上田さん

小林

そもそもエネルギー業界に興味を持ったのは、私が高校生のときに起こった福島第1原子力発電所の事故がきっかけでした。その後、大学でエネルギーについて学んでいくうちに、原子力の必要性を感じるようになりました。原子力エンジニアリングに入社したのは、私自身が関西出身ということもあり、関西圏のエネルギー安定供給に貢献したいと思ったからです。また、客先の電力会社さんと近い距離で業務を進められることや、自分がやりたいと考えていることが実現できると感じたことも大きな理由です。

上田

修士課程1年目のときに3週間のインターンシップに参加させていただき、雰囲気の良さと技術力の高さを感じたことが決め手になりました。私は大学院で医療用の放射性薬剤を作る研究をしていたため業界的には異なりますが、ここで働いていけるビジョンが見えたので入社しました。原子力発電は社会が注目している分野なので、そうした業界で責任のある仕事をしたいと思ったことも理由の一つです。

島津さんと上田さん

島津

私も関西出身なので、職場が関西にあり、原子力業界の仕事に携われる企業を探すなかで原子力エンジニアリングを知ってエントリーしました。もともと私は生物系の学部だったので原子力については全然知りませんでしたが、縁あって放射線計測の先生にお世話になったことで、大学院で原子力に転向しました。そうした背景もあったため、教育体制がしっかりしていることや人間関係の良さを重視している企業を探していき、原子力エンジニアリングの方ともお会いすることに。それが上田さんだったんですけど。

上田

たまたま俺がリクルーターだったもんね(笑)。

島津

そのときに上田さんから“この会社いいよ”って勧められ、じゃあ受けますって(笑)。それで今こうして、一緒に楽しく働かせていただいています。

辻田

今はどのような仕事に
従事していますか?
仕事の内容を教えてください。

小林さん

島津

原子力発電所の確率論的リスク評価(PRA)業務に従事しています。たとえば機器の故障や自然災害といったトラブルによって起こる可能性がある重大事故について、どのような機器がどのタイミングで事故収束のために必要になるのかなどを調査して評価することで、原子力発電所のリスクを定量的に評価しています。

小林

私は炉心設計と炉物理検査の業務に従事しています。まず炉心設計とは、炉心に装荷する燃料集合体の構成と配置を決定する仕事です。燃料集合体には、約1/3に新燃料、残りに継続使用燃料や一時保管燃料が使用されるため、熱が一か所に集中するリスクを回避しながら安全に稼働させる設計が求められます。もう一つの炉物理検査は、炉心設計で行った原子炉の安全性を確認するためのシミュレーションが本当に正しいのかどうかを実機で検証していく業務になります。

小林さん

上田

主に原子力発電所の防災訓練業務や安全解析に携わっています。各事業者は毎年、重大事故が起こったときのために防災訓練を実施しているので、その核となるプラント挙動などのデータを作成しています。私が作ったものをベースに各発電所が対応したり、ときには国も交えて訓練したりするため、責任の重い仕事だと感じながら取り組んでいます。

辻田

皆さんが仕事をしていて
原子力エンジニアリングは
どんな雰囲気の会社だと
感じていますか?

上田さん

島津

技術的な議論も活発ですし、風通しがいい職場だと思います。席が横並びなので、隣にいる先輩に気軽に相談しています。そしたら後ろの席の先輩がひょこっと出てきて……いつの間にか大きな輪になっていることも(笑)。

小林

私はとても自由な社風だと感じています。特に1日のスケジュール管理に関しては、個人に任されている部分が多いです。会社としてもフレックスタイム制度を設けているので、業務状況に合わせて早め遅めの出退社ができます。もちろん子供のお迎えの時間や、趣味などによっても勤務時間を変更できるので、私生活との両立もしやすいです。

上田さん

島津

うちの部署にも出産・育児を経験されている女性の先輩がいますし、役職についている男性の上司も積極的に育休を取っています。定時で帰るときもあれば、遅くまで仕事をするといったメリハリのある働き方をされているので、私も見習っていけたらと思います。「何かあれば相談に乗るからいつでも言ってね」とフォローもいただけているので、今後のライフイベントについても安心感があります。

上田

個人の意見を尊重してくれる社風だと思います。入社1、2年目の段階はたくさん質問をすることが仕事だと思いますが、たとえ間違ったことを尋ねていたとしても、先輩方は考えた過程と出した結論を最後まで聞いた上でアドバイスをしてくれます。

辻田

ちなみに、インターンシップのときと入社後の印象に違いはありましたか。

上田

全く同じでした。インターンシップのときも今と同じような働き方をしていたので、“この人が先輩だったら”という具体的なイメージができました。だから入社後は、お久しぶりです!みたいな(笑)。何のギャップもなく働けているのはすごく良かったですね。

小林さんと島津さんと上田さん 小林さんと島津さんと上田さん

辻田

皆さんはどんな人たちと
一緒に仕事をしていますか?

島津さん

上田

自分の意見を持って主体的に行動する方が多いですね。たとえば万一、特殊な事故が発生した場合の対応を考察するときに、周りの方と積極的に意見交換をして知識を広げたり深めたりしていると感じます。

小林

誰にも負けない強みと、その強みに自信を持っている方が多いと思います。私の部署では、客先調整だけではなく、炉心設計などのエンジニアリング業務、研究開発や技術検討といった仕事もあるため求められるスキルは多岐にわたりますが、みなさんご自身の強みを活かして活躍されています。

島津

真面目に仕事に取り組んでいる方が多いと思います。でも決して堅苦しい雰囲気ではなく、わからないことがあれば気軽に相談できる雰囲気です。みなさんご自身の業務で忙しいのに、質問をするといつも丁寧に教えてくださるので、私も後輩が頼ってきたときは親身に指導できるようになりたいと思っています。

辻田

原子力エンジニアリングでは早い段階から実業務に関わっていくので、先輩がしっかりフォローする体制ができているのだと思います。

島津さん

辻田

仕事をしているなかで
自分は成長しているなと
実感したことはありますか?

小林さん

小林

炉物理業務で初めて現場作業責任者を任されたときですね。電力会社の方と密に連携を取り合いながら、刻一刻と変化する炉心状態に応じた判断をしていくという難しい業務でしたが、先方としっかり意思疎通を図ることで目的を達成することができました。失敗が許されないなかでのこの経験は、エンジニアとして自信を持つことができた瞬間であり、成長を実感できた瞬間でもあります。

島津

先輩から指示を受ける前に、必要な作業や締め切りを考えて業務を進められることが増えたときに成長を感じました。今は後輩がいるので教える立場でもありますが、1年前よりも素早く的確な解説を加えられるようになりました。先輩方に比べればまだまだですが、ちょっとずつ教えられることが広がってきたかなと思います。

上田

2年目のアメリカ出張で、苦手な英語を使ってコミュニケーションを取れたときに成長を感じました。防災訓練に使用している解析コードのユーザーミーティングだったのですが、なんとその場には開発会社の副社長もいて……。“2年目なんだけど〜!”って思いながらもメインスピーカーとして質問できた経験は、コミュニケーション能力の向上につながっています。

小林さん

辻田

私も何度か海外出張に投入されています(笑)。原子力エンジニアリングには、そうした機会が若手のうちからあるので、さまざまな国の技術者との交流などを通じてスキルアップしていくことができますよね。

辻田

会社の福利厚生は
どのように使っていますか?

上田さん

島津

年に一度5連休が取れるフレッシュアップ休暇と、ゴールデンウィークを合わせてバイクの免許を取りに行きました。休みが飛び飛びだと教習所に通いにくかったので、まとまった休みが取れる制度はありがたかったです。

上田

私はカフェテリアプラン制度を使って資格を取得しました。一つは、放射線取扱主任者です。学生のときに学科試験は合格していたのですが、2週間ほどの実習を受ける費用が高額だったため当時は諦めていました。でも入社後に相談すると、全額会社に負担していただけたうえ、資格取得奨励制度の対象資格だったので奨励金もいただけました。また最近では、オンライン学習プラットフォームの費用を負担いただいて、基本情報技術者を取得しました。今の業務にはシステム関係の知識も必要になるので助かっています。

小林

私もカフェテリアプラン制度を利用して英会話に通っています。現在使用している計算シミュレーション用のコードは海外製で、定期的にユーザーミーティングが行われています。いずれ出席することを考えると、今のうちに英語力を上げておこうと思ったからです。

上田さん

辻田

その他にも健康管理の一環としてジムに通うことができたり、家族の分も一部補助してくれたりするので、福利厚生はかなり手厚いと思います。

辻田

このページを見て
入社を検討している人たちに向けて
メッセージをお願いします。

小林さんと島津さん

上田

原子力エンジニアリングという社名ではありますが、原子力の専門家になれるだけでなく、システムや情報関連といった幅広い知識を持ったエンジニアになれると思います。ぜひインターンシップや会社訪問に来ていただいて、ご自身の目で確かめてみてください!

小林さんと島津さん

島津

就活当初は、原子力関係の会社で私ができることはなんだろうと思っていましたが、原子力エンジニアリングにはリスク評価や安全解析、プラントの検査などさまざまな業務があります。原子力を知らないから働けないとは思わずに応募してほしいですね。大変なときもありますが、実際に稼働している原子力発電所に関わるからこそできる仕事があります。女性もいきいきと働ける当社で電力を安心・安全にお届けするために一緒に働けたらうれしいです!

小林

配属後はOJTというかたちで業務に従事しますが、比較的早い段階からいろいろな業務を担当させてもらえますし、先輩方との意見交換のなかで専門的視点、俯瞰的視点、多角的視点といったエンジニアに必要な視点を養うことができます。また、電力会社さんと連携しながら業務を進めることもあるので、求められていることを汲み取りつつも、チームの方針や自身の考えを反映させていくバランス感覚も身に付けられます。エンジニアとして、社会人として早くから成長したい方はぜひご検討いただければと思います。

小林さんと島津さんと上田さん 小林さんと島津さんと上田さん
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